2013年9月18日水曜日

第一回☆オバチャーン その4

「宇宙の口で宇口です」とはこれ以上ないキャッチフレーズだろう。



ブルーの宇口さんは本当によくしゃべる。
「テーマカラーは青やけど、心はバラ色、宇口です。これ、書いといて!」
第一声である。
大事なことだからもう一度書いておこう。
ブルーの宇口さんの心はバラ色です!!!!

そんなしゃべるの大好き宇口さんは、
「ぼーっとしてられへん。動いてたら、眠ってる細胞も動く」という。

よくしゃべるのも眠ってる細胞を呼び起こすためか。
そもそも、宇口さんの細胞に寝てるヒマなんてないんじゃないかと思うほど、
本当によくしゃべる。

「あんぱんもどらやきもビールも好き。
 食べるのはええな、たのしいわ!」

食べるのも好きだという。
やっぱり宇口さんの細胞は活発だ。

しかし昔からそうだったわけではない。
「昔は外交官になりたいと思ってた。世界にはばたきたかったんやけど、
 縁あって結局地元にとどまったんよ。」
地元にとどまったことを後悔しているわけではない。
「今があるなら、ならんでよかった」とも思う。
でも、もしかしたらあったかもしれない”外交官になっていた自分”を
想像しないわけでもない。

だがそれも
「もしもう一回20代に戻れるんやったら、ドバイのお嫁さんになっとるわ!」
そう笑い飛ばす。
「日本はちまちましてる。もう少し、世界に目を向けて規模を大きく生きな!」
昔外交官にならなかった分、オバチャーンになった今
宇口さんは世界を見ている。
「オバチャーンで世界に行きたいわ」 
大きな夢を語った。

「今の若い子は、無難で堅実やから…もうちょっとユメ見な。
 ユメを持ったら、もしかしたらドバイで嫁になってたかもしれんように、
 人生変わってるで。」
ブルー担当、心はバラ色の宇口さんの世界進出はこれからだ。








つづく。

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